【完全網羅】大学生の生活費の平均は〇〇円!賢く節約するためのポイントも紹介!
「大学生の平均生活費はどれくらい?」
「1人暮らし大学生は、どうやって生活費をやりくりしているんだろう?」
「仕送りはどのくらいもらっているの?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
一般的な大学生は、アルバイトの収入や家庭からの仕送りで生活費をまかなっているものの、具体的な内訳などはあまり知られていないのが実情です。
そこで本記事では、公的機関のデータをもとに、生活費の平均や内訳を紹介します。
この記事を読めば、生活費をやりくりするためのコツが分かるので、ぜひ最後までお読みください。

1人暮らし大学生の生活費や仕送り額を紹介
一般的な大学生の生活費や仕送り額を大学種別で紹介します。
1.国立大学
2.公立大学
3.私立大学
以下の表が全体のまとめです。
| 国立大学 | 公立大学 | 私立大学 |
生活費 | 114万2800円 | 111万3,300円 | 109万1,600円
|
学費 | 48万7,700円 | 48万6,500円 | 107万3,500円
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仕送り額 | 116万4800円 | 98万1,300円 | 163万7,100円
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出典:独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査」
大学種別ごとに詳しく見ていきましょう。
1.国立大学
生活費 | 114万2800円
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学費 | 48万7,700円
|
仕送り額 | 116万4800円
|
出典:独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査」
国立大学の学生の生活費は約114万円です。
1ヵ月あたり9.5万円程度で生活している計算となります。
仕送り額は、約120万円となっており、多くの学生が仕送りで学費を支払っていることがうかがえます。
私立大学と比較し、学費が抑えられているのが特徴です。
2.公立大学
生活費 | 111万3,300円
|
学費 | 48万6,500円
|
仕送り額 | 98万1,300円
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出典:独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査」
公立大学の学生の生活費は、約111万円です。
生活費は、いずれの大学の学生も大差ないことがわかるでしょう。
公立大学の学費は、国立大学と同様約50万円程度です。
3.私立大学
生活費 | 109万1,600円
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学費 | 107万3,500円
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仕送り額 | 163万7,100円
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出典:独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査」
学費が国立や公立の約2倍になっているのが、私立大学の特徴です。
生活費は他の大学と大差はないものの、仕送り額は高くなるという結果となりました。
都市部の大学の場合、下宿先の家賃が地方と比較して高くなる点も考慮するべきでしょう。
学費と家賃の2つの要素が、私立大学生の仕送り額を押し上げている要因と言えます。

1人暮らし大学生の生活費や学費の内訳
1人暮らし大学生の生活費や学費は、以下のようになっています。
学費 | 104万2,600円
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食費 | 27万3,400円
|
住居・光熱費 | 49万7,700円
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保健衛生費 | 4万2,300円
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娯楽・し好費 | 13万6,200円
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その他日常費 | 15万8,800円
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合計 | 181万3,000円
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出典:独立行政法人日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査」
国公立・私立大学の1人暮らし大学生の平均値です。
住居費・光熱費が約50万円かかっていることから、家賃は3~4万円程度となる計算です。
娯楽・し好費には、月1万円程度しか利用していないことを考えると、浪費を避けて堅実に生活する傾向があると言えるでしょう。
節約して生活しても、年間で181万円近いお金がかかります。
大学生の1ヵ月あたりのアルバイトの平均額は約36万円、奨学金の支給額が約37万円となっており、足しても約73万円です。
そのため、多くの学生が家庭からの仕送りを必要としているようです。

大学生が生活費を節約するための5つのコツ
1人暮らしの大学生が、生活費を節約するためのコツを5つ紹介します。
1.住居費を抑える
2.家計簿を付ける
3.固定費を見直す
4.貯金用口座を作る
5.食事は自分で作る
大学生の頃から節約し、お金を管理する習慣を身につけておくことのがおすすめです。
1.住居費を抑える
住居費を抑えることで、生活費は大きく削減されます。
手頃な物件を抑えるためには、徹底的にリサーチする必要があります。
譲りたくない条件を3つ程に絞り、ネットで検索するのがおすすめです。
いくつかの不動産会社の検索ページから、手頃な物件を探しましょう。
条件を厳しくしすぎると、高めの物件しか当てはまらなくなるので、許容できる範囲を明確にしておくことが大切です。
2.家計簿を付ける
家計簿を付けることで、日頃どのような出費をしているのかを管理できます。
収支を網羅的に把握することで、無駄な出費をあぶり出せます。
月末に、家計簿を見直せば来月以降のお金をどのように使っていくかの方針が立つでしょう。
水道の蛇口をこまめに締めるのと同様、お金も漏れ出さないように管理する習慣を付けることで、節約に大いに役立ちます。
3.固定費を見直す
利用していないサブスクリプションサービスや年会費などの支払いは、早急に見直す必要があります。
例えば、音楽系のサブスクリプションを複数契約している状態は無駄遣いにあたるでしょう。
しかし、意外にもそのような契約を知らず知らずのうちに結んでしまっているケースがあります。
月々1,000円程度でも、1年にしたら1万円を超えてしまいます。
知らない間に引き落とされている支払いを確認し、必要ないサービスは解約しましょう。
4.貯金用口座を作る
貯金用口座にお金を作って、毎月お金を振り込むのは賢い選択です。
アルバイトなどで稼いだお金の一部を、毎月少しずつ貯金用口座に振り込むことで、着実にお金がたまっていきます。
卒業間近になって、卒業旅行の資金を急いで貯めている方は多いものの、数年単位で貯金を積み立てれば数十万円レベルの貯金は実現可能です。
大切なポイントは、毎月自動的に振り込まれる設定にしておくことと、貯金口座からはお金を引き出さないことです。
そうすることで、卒業するころには大きな金額が手元に残るでしょう。
5.食事は自分で作る
外食するよりも自炊をした方が、食費を抑えられます。
そのため、できる限り食事は自分で作るのがおすすめです。
昼食は、学食を利用する方は多いでしょう。
学食は、一般的な飲食店と比較すると安いものの、1食400円~500円はかかってしまいます。
そこで、自分で作った弁当を持参することで、1食あたり200円程度に抑えられるため節約できます。
昼食を学食から弁当に切り替えるだけで、1ヵ月あたり4,000円程の節約効果を期待できるでしょう。

大学生の生活費を支える2つの収入源
最後に、大学生の生活費を支える収入源の確保の仕方を2つ紹介します。
1.バイト収入
2.奨学金
ぜひ参考にしてみてください。
1.バイト収入
大学生がバイトで収入を得るのは、かなり一般的です。
しかし、現代は働き方が多様化しているため、自宅で成果物を作成してお金を稼ぐという方法を選択できます。
具体的な仕事は、以下のとおりです。
・動画編集
・Webライター
・せどり
・プログラマー
・Webデザイナー
以上のような仕事は、スキルを身に付けながら働けるため、おすすめです。
面接に行くなどの手間もかからないため、自宅でスキルを身に付けながら働きたい方は、ぜひ取り組んでみると良いでしょう。
2.奨学金
(出典:独立行政法人日本学生支援機構)
大学生は奨学金という制度が使えます。
とくに、第一種奨学金は大学の成績が優れていれば、無利子で資金援助を受けられます。
社会人になってから地道に返済できるため、学業成績に自信がある方は積極的に活用すると良いでしょう。
手続きが若干複雑ではあるものの、ゼミでの研究の成果が認められれば、半額免除や全額免除が受けられます。
大学の授業や研究に力を注いでいる学生の方は、ぜひ挑戦してみてください。
個別指導塾での5年間の講師経験を持つ元塾講師です。
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